スコットランド北部のネス湖で“ネッシー”とされる姿はこれまで数多く撮影されてきたが、その目撃情報が今急増しているという。
 2カ月前に9歳の男の子が撮った写真には、湖面から飛び出した三角形のヒレのようなものが写されている。6月には、オーストラリア人夫婦が水面で首をもたげる影を捉えた。
 去年は監視団体が公式に認めた目撃情報だけで9件あり、21世紀に入って最多となる。ネッシーファンクラブのキャンベル会長も「スマホとライブカメラの性能が向上した。ネッシーの正体がわかる日もきっと近い」と期待を寄せる。
 ウェブカメラの生映像で世界中のどこからでも監視できるようになったことも大きな変化で、ウェブカメラによる目撃は去年だけで3件もあった。遊覧船ではソナーで常時監視しており、アンドリュー船長は「この辺でソナーが反応したことがあるんだ」と話す。最新の水中ドローンも捜索に投入され、ネッシーの隠れる場は無くなったようにもみえる。
 この日ネッシーを撮影することはできなかったが、ネッシーの研究を40年続けるシャインさんは「あなたがネッシーを目撃できると信じているなら簡単に見ることができる。もし信じていないなら難しいでしょう」と語った。
(AbemaTV/『けやき坂アベニュー』より)